秋から〜冬〜3月もなかば

前回の「夏の終りまで」の投稿から、足早に時が過ぎて新年へ〜、あっという間に3月なかばとなってしまった。長く投稿していなかったなあ〜。これからうららかな季節が始まる。

 

昨年は長雨と猛暑を繰り返した夏と急に深く落ちた秋には、畑の野菜にとって厳しい環境だったのかもしれない。今年も乱れた気候は続くのだろうと怪訝に思うが、とにかく今年も春が来て草も虫も動き始めた。さてさて。

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みょうがの花

昨年は、野生のみょうががたくさん芽を出した。花が綺麗で蜂もよくやってきていた。みょうがの味は濃くて、ざるそばに刻んだみょうがは絶品。

 

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綿の花

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綿の花

綿を初めて植えた。花が美しい。

 

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綿花

湿気を含んでしまった綿花がちょっと黒々としている。ふわふわに弾けた綿花は可愛らしい。

 

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里芋

冬前に里芋がよく育った。湿気た土が合うようだ。口当たり良くまろやかな風味の里芋がゴロゴロとついた。食べきれないので掘り出して、まだ多く土の中に埋めてある。が、先日1株を掘り出してみると、1月の雪どけ水に当たって芋質が薄くなっている。

 

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生姜

生姜は1本だけが立派になった。これを引いたときは感動して放心するほど。種生姜より一筋の茎が出たところから新生姜が横にズラっと並んでおり、「生姜ってこんなになっているのか!」と。人生で初めてそれを見たかのごとく(スーパーで見たことがあるはずなのに)衝撃の感動だった。昨年4月下旬に種植え〜11月初旬に収穫し、ただ種を植えて生育を見守っていただけで約半年も土と環境が育ててくれたわけだ。自然の営みに大感謝する。この生姜は感動が大きすぎて自分では食べられず人に差し上げた。

 

いまはもう3月はなばとなったが、11月中旬に種を植えたニンニクと小さな苗を植えた玉ねぎが、2度の積雪にも屈せず生きている。ニンニクはどんどん成長をしている。玉ねぎはまだ小さい苗のままだが、これから気温が上がり成長してくるだろか?と期待でワクワクする。もしかしたら大きく結球しないかも…。育てた経験がないので、どうなるのか楽しみ。昨年11月に種を蒔いた春菊は雪にやられてしまったが、ベビーリーフは少し生き残って緑色濃く頑丈にピンとした葉を立たせている。味が濃そう〜。

 

キャベツとブロッコリーだけ12月末に不織布をかぶせていたのが、1月大雪の前にタヌキンに破られてしまった。その後かぶせては破られること2回。諦めてタヌキンとの戦いをやめ不織布の覆いをとっぱがして放置しているが、寒さで縮こまった葉がそのまま濃密な感じに丸まっていて、これから大きくなっていくような姿をしていない。春に気温が上がってから成長を願うばかり。

 

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冬のブロッコリー。この頃は元気。

しかしタヌキンは、これらの苗を食べもしないで引き抜いてもいないのが不思議なこと。藁の中の虫が食べたかったのだろうか、固定している支柱の留め具をかじってグネグネにしているし、不織布があること自体が嫌なのかな?だたイタズラしたのかな?籾殻を結んでいるプラスチック製の紐もかじってぐちゃぐちゃにして、このような習性はなんなのかを知りたい!籾殻を入れている袋も食いちぎり掻き出して藁の袋もほじくっている。

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タヌキンのいたずら

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タヌキンがやったのか

ここのところ、アライグマも出現しているとご近所さんから聞いた。まあ、タヌキンもアライグマも生きているってことが分かって安心だ。

 

これから今年は、葉物とじゃがいも、さつまいもも植えてみたい。昨年よりもっと多種類の作物を作りたい。土と環境によく働いてもらえるように働きたい。

 

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この茗荷の赤いのはなんだろう?(ミョウガの種?)

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冬に咲いた水仙

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水仙